視障協だより 第262号 令和元年11月発行 社会福祉法人 長野県視覚障害者福祉協会 事 務 局 〒390-0802 長野県松本市旭2-11-39 電話 0263-32-5632 FAX 0263-32-7854 理 事 長 よ り ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 事 務 局 よ り ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 音 訳 事 業 部 よ り ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 事業推進委員会だより 委 員 長 よ り ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5 啓 発 広 報 部 よ り ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7 情報機器研究部より ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7 青 年 部 よ り ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9 女 性 部 よ り ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12 理 事 長 よ り 理事長 青 木 勝 久 去る8月26日~27日に、福井県の芦原温泉にて開催された「北信越ブロ ック会長会議」に、私と小山事務局長、中村事務局次長の3名で参加いた しました。 1日目は、14時から17時30分まで休みなく話し合いが行われ、各県の状 況報告と問題点などが湯水のごとく発言されました。新任の私などは、 聞いているだけという状況でしたが、本県からは、今年度の「北信越ブ ロック大会」の当番県として、細かな説明をいたしました。そこで北信 越ブロック長より報告として、「日本視覚障害者団体連合」(旧日本盲人 会連合)の竹下会長が、大会当日は開会式から閉会式までご出席いただけ るとの報告をいただき、大変嬉しく思いました。また、今年は長野県、 新潟県、福井県の理事長・会長が交代いたしました。北信越ブロック長 を永年勤められた福井県視覚障害者福祉協会の小山会長が退かれ、新た に石川県視覚障害者協会の米島理事長が北信越ブロック長に選任され、 小山前北信越ブロック長は「名誉ブロック長」に選任されました。 2日目は、雨の中「永平寺」の見学をさせていただきました。 最後に、今年度の北信越ブロック大会は、会員の皆様方に大勢ご参加 いただきまして、有意義な大会になりますようご協力をお願いいたしま す。 事 務 局 よ り 「日視連災害お見舞いについて」 10月12日に発生した台風19号について、ニュース等では、各地で多 数の被害が発生したことが伝えられています。被害に遭われた方へは、 心よりお見舞い申し上げます。 会員の皆様の中で、被害に遭われた方がおられましたら、日視連の 災害見舞金制度の申請をさせていただきます。 支給対象は、風水害、地震、火山の爆発、噴火となっており、お見 舞い金の金額は、 - 1 - (1)死亡 30,000円 (2)家屋の全壊、または全焼 30,000円 (3)重傷 20,000円 (4)家屋の半壊、または半焼 20,000円 (5)床上浸水 10,000円 (6)家財道具の破損 10,000円 と、なっております。申請書類等の作成・手続きは、事務局で代行 をさせていただきますので、該当する方は、まずは事務局にお電話で 被災状況をお知らせ下さい。 年末年始休館のお知らせ 県視覚障害者福祉センターは、12月28日(土)~1月5日(日)まで年末 年始休館と定休日の為、連休となります。新年は、1月6日(月)より業 務を始めますので、よろしくお願い致します。 ガイドヘルプ事業所しらかばより 日頃はガイドヘルプ事業所しらかばをご利用いただき、誠にありが とうございます。 年末年始休館中に、ガイドヘルパーを利用する予定が決まっている 方は事前に事務局に連絡を。又、緊急にガイドヘルパーを利用した方 は事後報告を休み明けにご連絡下さるようお願い致します。 なお、緊急時連絡用の専用携帯電話も用意しておりますので、土・ 日・祝祭日及び夏期・年末年始休業中の緊急時や予定外の外出が必要 になった場合にご活用下さい。 しらかば専用電話:090-9667-2870 - 2 - 音 訳 事 業 部 よ り 1.ごあいさつ 今回の台風で被害にあわれた皆さまには心よりお見舞いを申し上げ ます。 音訳事業部では音訳してほしい書籍のリクエストを常時お受けして います。今回は利用者様からリクエストをいただいて音訳したものの 中から人気のあるものをご紹介します。最新の話題の書籍はもちろん、 お聞きになりたい書籍がありましたら是非音訳事業部までご連絡くだ さい。 1 「医者が考案した「長生きみそ汁 」」 小林弘幸著 赤みそ、白みそ、玉ねぎ、りんご酢、4つの材料を混ぜるだけ。 病気を遠ざけ、不調を改善する長生きみそ汁の作り方とアレンジ レシピを紹介する。長生きみそ汁を習慣化させるコツも伝授。 2 「プリズンホテル3 冬」 浅田次郎著 冬の温泉宿、奥湯元あじさいホテルに集うのは、天才登山家、 患者を安楽死させた医師、救急救命センターの看護婦長など、い ずれもワケありのお客人ばかり。命への慈しみに満ちた、癒しの 宿に今夜も雪が降り積もります。 3 「プリズンホテル4 春」 浅田次郎著 木戸孝之介が「日本文芸大賞」の候補になった。こんな中、義 母の富江が忽然と姿を消した。その行方を気にしながらも、選考 結果を待つべく「プリズンホテル」へ向かう。珍客が揃う温泉宿 で、またしても大騒動が巻き起こります。 4 「京都ぎらい」 井上章一著 あこがれを集める歴史の都・京都!そんな古都を「きらい」と 明言するのは 京都育ちで、ずっと京都に住んでいる著者だ。千 年積もった洛中人の毒や、坊さんと舞子さんとのコラボレーショ ンなど、こんなん書いてええのんか?という衝撃の新京都論。 - 3 - 5 「黄金の日日」 城山三郎著 戦国の争乱期、自分の船を持ち、広い世界に飛び出したいとの 大きな夢をもつ堺の商人、助左衛門の波乱に満ちた人生を描く歴 史長編小説。 録音図書貸出をご希望される方は、音訳事業部 ✆ ( 026-227-5207)まで ご連絡ください。 “ちょっと一息” 音の散歩道(上田市)) 音の散歩道は、平成13年に声の広報音訳ボランティアとして発足し、 現在会員は16名が所属、2班に分けて活動をしています。会の名称であ ります「音の散歩道」は、墨字を声(音)に変え、ゆったり散歩をして いるような気分で聞いてほしい。という思いを込めて「音の散歩道」 としました。 平成22年よりテープ録音からデジタル録音に移行し、現在CDとテー プの両方を製作しています。令和を迎え5月より、これまで月2回発行 していた市の広報が1回となり、1回あたりの内容が豊富になりました。 また紙面の配置も変わった為、多少の戸惑いもありますが、月1度の定 例会で仲間同士話し合い、確認し合いながら取り組んでいます。 今後も、研修会で学んだことを統一し、かつ音の散歩道独自のカラ ーも活かしながら、聞いてくださる方に、喜んでいただける活動を続 けていきたいと思います。 音の散歩道 倉島 - 4 - 事業推進委員会だより 委 員 長 よ り 委員長 藤 森 吉 明 1.8月25日 支部長会および事業推進委員会開催報告 8月25日(日)、午前10時30分よりセンターにて支部長会を行った。 議題は、松本支部より提出された「総会を始めて欲しい」「評議員を 会員の中から選出して欲しい」「センターの赤字の件」の3点の議題を 話し合った。 まず一つ目の総会については、「総会」は社会福祉法人では開けない 為、「全体会」という形で、福祉大会の前の午前中に毎年行う事を、理 事会にかけることとなった。続いて、評議員に会員を入れてほしいと の意見で、5名を選出し、理事会に提案することとした。 赤字の件については、平成30年度の決算で、赤字額が260万円まで縮 小しているので、理事会として動いているので、もう少し時間が欲し いとのことで、見守ることになった。 同日、午後1時より事業推進委員会を開いた。 午前中に開かれた支部長会の提案を、理事会に全てあげることとし た。 北信越ブロック大会の大まかな日程と、役割分担を決め、終了した。 2.9月29日 事業推進委員会開催報告 9月29日(日)に行われた事業推進委員会では、北信越ブロック大会に ついて、開会を30分早めてほしいとブロック長会議で決まったとのこ とで、11月23日(土)12時15分に役員は集まるように。また、個々の協 議会、研修会の議長、書記などを決めた。 - 5 - 3.第28回北信越ブロックSTT大会結果報告について 10月26日(土)~27日(日)にかけて、富山県にて北信越ブロックサウ ンドテーブルテニス大会が開催され、長野県からは3名の選手が参加し、 団体戦では今年も優勝を収め、4連覇となりました。個人戦では、女子 個人戦で住吉冬子さんが優勝し、男女混合個人戦で住吉実さんが準優 勝し、日頃の練習の成果を存分に発揮されました。是非、来年も5連覇 を目指して頑張って頂きたいと思います。選手の皆さん、お疲れ様で した。 4.第39回音楽祭開催報告 10月27日(日)10時30分より音楽祭を開催しました。今年度は、演奏 者が6名、鑑賞者が6名ということで、午前中のみの開演で、少人数で はありますが、和気あいあいと進みました。賛助演奏では、ふれっ手 の大橋施設長にご出演いただき、楽しいトークを交えながらのギター 弾き語りの演奏を聴き、最後には、鑑賞者参加型の演奏をしていただ き、楽しい一時を過ごすことができました。 来年度は、是非多くの会員の皆様にご参加いただきたいと思います。 音楽祭開催維持の為、皆様の参加協力をお願いします。 - 6 - 啓 発 広 報 部 よ り 部長 藤 森 吉 明 本年も段々残り少なくなってきました。 信濃の泉発行に当たり、原稿の集まりが少ない為、会員の皆様に再度、 原稿投稿のご協力をお願いします。 情報機器研究部より 部長 前 野 弘 美 日頃の情報部へのご協力に感謝申し上げます。情報機器講習会の報告 とお知らせをお届け致します。 令和元年度情報機器講習会を令和元年9月1日(日)に開催致しました。 会場は長野県視覚障害者福祉センターで、20名の方が参加されました。 講師として、株式会社ラビット代表取締役荒川明宏氏をお招き致しまし た。 「オーカム」体験では、慣れない操作に、思うようにいかない方もお られましたが、名刺の内容や壁に貼ったポスターなど、かなり良い反応 の速さで読み上げていました。情報を得るための機器として、かなり役 に立ちそうでした。 また、インターネットに接続する環境が必要ですが、荒川氏がご持参 下さったスマートスピーカーや家電リモコンは生活を変えてしまいそう な程、興味をそそる物でした。呼びかける声に反応して動くスマートス ピーカーは、音楽を聞いたりラジオを聞いたりということから、天気予 報や色々な情報の検索もしてくれます。更に、家電リモコンという機器 を用意すれば、部屋の中の電化製品の操作を声で行うことも出来るとの ことです。最近の照明器具など殆どの家電製品がリモコンで操作するよ うになっており、これらの製品は家電リモコンで操作が出来るというこ とです。最初の設定は必要ですが、一度設定してしまえば「照明を付け て」とか「照明を消して」から、エアコンの温度設定も「エアコンを26 度に設定して」とか「エアコンの設定を2度下げて」などの声に反応して 機器を動作させてくれます。照明などは光を感じない私としては「消し - 7 - て」で消えるのはとてもありがたいです。沢山のボタンの付いたリモコ ンを操作せずに声による要求に応えてくれる仕組みはとても便利そうで す。エアコンについて、「暖房に切り替えて」とか「除湿に切り替えて」 などの言葉にも対応するようです。テレビを入れたり録画の予約をした り、どれ程のことが出来るのか試してみたくなってしまいました。 最後に、今後の情報機器の講習会で取り上げて欲しいことなど、皆様 のご希望をお聞かせ下さい。プレクストークも新しい機種に変えられた 方も居られます。操作の講習が必要な方は、ご希望をお寄せください。 希望者の様子により、対応したいと思います。 今後も情報機器研究部をよろしくお願い致します。 - 8 - 青 年 部 よ り 部長 船 着 裕 史 会員の皆様、いかがお過ごしでしょうか。この原稿を書いている頃は、 赤とんぼが群れをなして飛んでいました。風邪などひかぬようにお気を 付けください。 12月に長野市で視覚障害者福祉協会主催で、スポーツ吹き矢の大会が 行われます。多数の参加をお待ちしております。 日本盲人会連合青年部全国大会レポート 令和元年9月22日・23日、三重県津市において開催された日本盲人会 連合青年部全国大会に参加してきました。 1日目の代表者会議においては、1.昨年度の事業報告、会計報告、 本年度の事業計画、予算の報告に関する審議。2.6つの青年部の事業 に対して役員の審査が行われ、それぞれに3万円の補助金の決定を出す ことの報告と、補助金が渡されました。3.昨年度青年部が行った、 視覚特別支援学校(対象:小学生から高校生)、普通学校(小学生から高 校生)に通う児童・生徒及び保護者の方にアンケート調査の集計報告が ありました。印象に残った報告がありましたのでいくつかあげたいと 思います。 1.普通学校に通う児童生徒の解答に、遠足に保護者の同伴を求め られた。プラネタリウムに見学に行った。 2.視覚障害者福祉協会という団体があることを知らなかった。 3.視覚障害者福祉協会はいらない。 もう一つ、私たちの団体の存在の周知を図らなければいけないと感 じた。また、全体的に教育の現場において、配慮がなされていないこ とに気付かされた。 その後、交通・移動・生活分科会に参加しました。 1.電車とホームの間をなくしてほしい。 問題の事例として、盲導犬利用者が電車とホームの間に落ちた という事例が報告された。 解決策:①北海道の方からの意見として、利用者の方に盲導犬 より先に電車のドアのはじをもって先に行くことを何度も訓練す る。このようなことを行えば、落ちることは少なくなる。②車い - 9 - す用のスロープを使わせてもらった例もあげられた。 2.駅の看板を、目の高さで見やすいものにしてほしい。 解決策:JIS規格で決められている。東京駅ではすでに統一され ている。 3.音響信号について。夜になると音声が聞こえなくなってしまう。 解決策:①警察庁で進めている。②仙台では、スマートフォン をかざすと青か赤なのかを伝える方法を実証実験中。③警視庁で 手をかざすだけで音声で伝えるものを実証実験中。 4.ガイドヘルパーが足りない。(青森) 各市町村や県の解答は、ガイドヘルパーは足りているという返 事。実際にはなかなかみつからない。 解決策:利用者側にも責任在り。もっと利用をはかる。 5.タクシーチケットの発行している自治体あるいは、枚数が少な い。 解決策:国の制度として行われているものではなく、各タクシ ー会社の好意によるものなので国に申請し続ける。 6.移動手段としてのタンデム自転車(2人乗りの自転車)の利用につ いて。 解決策:①大阪府からの意見。安全を確保すれば大丈夫ではな いか。②ある県では利用してもよいという判断がおりたが、警察 の判断で危険ということで翌年撤回された。③しまなみ海道を走 ったら気持ちよかった。④スポーツ、レクリエーションから始め てはどうだろうか。⑤最終的には、ルールを徹底してからという ことに落ち着いた。 7.鉄道のICカードの介助者の割引が利用できない。 解決策:①有人改札を通れば割引を使える。②大阪府では、私 鉄に限り、独自のカードがある。JRの乗り継ぎは無い。100キロメ ートル以上の割引は無い。 - 10 - 8.テレビ放送での緊急放送がわからない。家電のタッチパネルが 操作しにくい。 解決策:緊急放送の場合、NHKは副音声で聞ける。家電について は、簡単なものを選ぶ。 9.アパートの入居ができない、または、しづらくなった、保証人 を付けるように言われた。行政から民間に委託され、予算が削ら れた。 解決策:①不動産屋によって方針が違う。②家賃保証協会にお 願いする(料金割高)。代筆をお願いする(要望する)。③精神障害 担当の相談員に相談するとよい。 ○助言:インシュリン注射ができます、という表示のある駅がある。 2日目の分科会では、ロービジョンケアとサウンドテーブルテニスが ありました。私は、サウンドテーブルテニスに参加しました。 三重県視覚障害者福祉協会ではSSTと称し、生涯楽しめるサウンドテ ーブルテニスということで体験会が行われました。 既存の卓球台とネット、そこに枠と厚手の樹脂のシートを張り付け、 枠を梱包用のテープで固定して行うものです。ルールは簡略化され、 誰でも楽しめるようになっていました。 以上、レポートを終わります。 - 11 - 女 性 部 よ り 部長 住 吉 冬 子 今回は、8月に行われました「第65回全国盲女性研修大会(名古屋大 会)」の報告をいたします。 1.代表者会議より (1)新常任委員の承認 今期から新しく、小山田恵子さん(福岡市)、安達けい子さん(島 根県)、宇都木泰代さん(相模原市)の3名が選出され、承認されま した。 (2)各ブロックからの提出議題について 以下の議題が提出されました。 あ.食品の正味期限・消費期限の記載を、視覚障害者にも見や すいように、文字を大きくしていただきたい。 い.テレビ放送におけるニュース速報の音声化と、外国語の日 本語吹き替え・字幕の拡大と時間の延長をお願いしたい。 う.電車の車両においてドアの開閉が押しボタン式の場合、視 覚障害者がホームで待っている時には、乗務員にドアの開閉 を行っていただきたい。 え.JRの特急券の半額割引と、ICカードの発行および航空運賃 の半額割引を要求し、さらに過疎地に住む人たちのための福 祉輸送タクシーの充実をお願いしたい。 お.音声などを利用した視覚障害者にも使いやすいセルフレジ の機器開発をお願いしたい。 か.視覚障害者の多くが利用しているらくらくホンもしくはそ れに準ずる携帯電話の製造販売を継続していただきたい。 き.2024年に紙幣のデザインが新しくなるため、視覚障害者の 誰もが分かりやすい物になるよう早急に検討をお願いしたい。 以上、審議の結果すべて採択されました。 (3)大会名変更について 本部である「日盲連(日本盲人会連合)」が名称を「日本視覚障 害者団体連合(日視連)」というように変えられたのを受け、今後 - 12 - は本大会の名称も、「全国視覚障害女性研修大会」と変更する事が 決まりました。 (4)会期について 今まで全日程を3日間で行ってきた研修会を、各地域の実情を考 えた結果、2日間の内容を検討後、近いうちに1泊2日での研修会に 縮小する事が決定しました。 2.研修会より (1)講演 演題: 「私のカレーなる人生」 講師:カレーハウスCoCo壱番屋創業者 宗次徳二氏 個人的には、「なぜカレー屋さんを始めたのか」について知りた かったのですが、宗次さんの苦労されながらも充実した人生観を、 ユーモアを交えながらお聞きすることができました。そして、目 標を持って前向きに生きること、人には迷惑をかけないこと、人 に喜ばれる事をするといった、これから生きていく中で大切にし たい事についても教えていただきました。 (2)レポート発表と意見交換 テーマ: 「私の健康法」 助言者として、名古屋市立大学看護学部教授・愛知県立名古屋 盲学校教頭・日盲連竹下会長の3名にお越し頂き、6ブロックより 6名の発表が行われました。 あ.運動:普段実際に行っているものとして、ジョギング・ウ ォーキング・スイミング・ブラインドテニス・サウンドテー ブルテニス・グランドゴルフ・ラジオ体操などがあげられま した。 運動は、あくまでも自分のペースで仲間達と共に楽しみな がら行うのが継続する秘訣のようです。同行援護などの制度 を利用しながら、工夫して健康維持のための運動を行ってい る方が多い現状に感心いたしました。 い.食事:普段から体に良い食材を選びつつ、運動同様どんな 時も楽しみながら食事を取る大切さを学びました。 う.睡眠:眠れない時であってもなるべくなら睡眠薬を飲まず、 - 13 - 例え眠れなくても「そのうち眠くなれば自然に眠れる」くら いの気持ちの余裕を持って生活すると、精神的なストレスも 溜めずに済むという意見が印象に残りました。 今大会にご参加・ご協力いただきました会員の皆様、本当にありがと うございました。 来年の全国大会は、9月に神戸市で、今年と同様、2泊3日の予定で行わ れます。 - 14 -