理 事 長 よ り .................................... 1 事 務 局 よ り .................................... 3 ガイドヘルプ事業所しらかばより .......................... 8 音 訳 事 業 部 よ り .................................... 8 事業推進委員会だより 委 員 長 よ り .................................... 11 文 化 厚 生 部 よ り .................................... 13 啓 発 広 報 部 よ り .................................... 14 情報機器研究部より .................................... 15 女 性 部 よ り .................................... 16 訃 報 ...................................... 18 社会福祉法人 長野県視覚障害者福祉協会 事 務 局 〒390-0802 長野県松本市旭2-11-39 電話 0263-32-5632 FAX 0263-32-7854 視障協だより 第257号 平成30年7月発行 ________________ 理 事 長 よ り 理事長 中 山 吉 泰 1.第5回理事会開催報告 去る5月28日、センターにおいて理事会を開催し、全ての議案につい て出席理事全員の承認を得て決議された。 第1号議案 平成29年度事業報告について 第2号議案 平成29年度決算報告について 第3号議案 平成29年度監査報告について 第4号議案 社会福祉充実残額の報告 第1号協議 役員報酬規程について 第2号協議 事業推進委員欠員補充について 尚、監査会は5月20日に関係者立ち合いの基、厳密に行われた。 2.第6回理事会開催報告 去る6月18日、センターにおいて理事会を開催した。 第1号議案 役員候補者案の決定及び評議員会への提案について 第1号報告 事業推進委員会欠員補充の件 第1号議案 役員候補者案の決定及び評議員会への提案については、 秋山理事が体調不良の為、任期途中で辞任する事となり、臨時改選が 必要となった為、事業推進委員会からの推薦者1名を新理事候補者とし て評議員会に理事選任の提案をすることについて決議をした。 そこで、第2回事業推進委員会で推薦が決定した新理事候補者の根本 房枝氏について審議し、出席理事全員異議無く承認された。 3.第3回評議員会開催報告 去る6月18日、センターにおいて評議員会を開催し、全ての議案につ いて出席評議員全員により異議無く議決された。 第1号議案 平成29年度事業報告について 第2号議案 平成29年度決算報告について 第3号議案 平成29年度監査報告について 第4号議案 社会福祉充実残額の報告 第5号議案 理事辞任による新理事候補者の理事選任について 第6号議案 役員等報酬規程(案)について 第7号議案 役員等報酬発生に伴う定款変更について - 1 - ________________ 4.日盲連大会の報告 日本盲人会連合結成70周年記念・第71回全国盲人福祉大会は、去る 6月11日から3日間東京で開催され、当協会からは理事長をはじめ3名が 出席した。 初日、6月11日は、定時評議員会とあはき協議会代議員会が浅草ビュ ーホテルであり、理事長が出席した。 まず、平成30年度定時評議員会は、13:45~15:45まで開かれ、平成 29年度事業報告(案)・同決算報告(案)が審議され、評議員90余名全員 の賛成で承認された。 次いで、あはき協議会代議員会が16:00~18:00まで開かれた。 まず、あん摩師等法19条訴訟の経過報告があり、重要な段階に来て いることが発表された。次いで、平成29年度事業報告・同決算報告・ 平成30年度事業計画・同予算案が審議され、いずれも承認された。 また、スポーツ協議会代表者会議が16:00~18:00まで別室で開かれ、 事務局が出席し対応した。 2日目、6月12日は、同じく浅草ビューホテルで、まず10:00~11:45 まで「70年の歴史と先人の思いを語る」というテーマで研修会が開か れた。 パネリストはいずれも日本盲人会連合の名誉会長の笹川吉彦氏、相 さ さ が わ よ し ひ こ 談役の板垣成行氏、女性協議会相談役の新城育子氏の三名が、それぞ い た が き し げ ゆ き し ん じ ょ う い く こ れの思いを語った。 同日12:30~17:00まで第55回全国盲人代表者会議が開かれた。 ここでは、「生活」・「バリアフリー」・「職業」の3つの分科会に分か れ、全国の加盟団体から提出された要望事項について討議し、100題を 超える要望事項が採択された。 ここで採択された要望事項は、日盲連が関係省庁や関係民間事業所 などを回り陳情を行い、実現を図る。 3日目、6月13日には、上野公園の東京文化会館で結成70周年の記念 式典が開かれ、約2,000人が節目の年を盛大に祝った。 式典には、秋篠宮ご夫妻も出席され、関係者をねぎらわれた。 秋篠宮様は、「70周年が1つの契機となり、国民一人一人が障害や障 害のある人に対する理解を深め、全ての国民が障害の有無により、分 け隔てられることなく相互の人格と個性を尊重し合いながら暮らす社 会が実現されることを期待いたしております」とお祝いを述べられ、 その他、東京都知事の小池百合子氏等も駆けつけ、祝辞を述べた。 その後の大会議事では、あはき法19条の保持や、日常生活に不可欠 - 2 - ________________ な代筆・代読を地域で幅広く実施できるよう、要望活動を進めること などを盛り込んだ宣言を採択。「70周年を新たなスタートとして、誰も が安心して暮らせる共生社会の実現に向けて力強く前進しよう」と呼 びかけた。 運動方針では、竹下会長が情報保証を取り上げ、「選挙公報を視覚障 害者の権利として保障させたい。今の仕組みは不十分。原文訳が点字 や録音・拡大文字など、本人が望む形で提供されることを目指した い」と説明した。また、駅ホームの安全対策については、「鉄道各社は ホーム柵を設置する方針を打ち出しているが、完成までには時間がか かるのを受け、その間の方策に日盲連として新たな提案を行いたい」 と考えを示した。 続いて、次年度の第72回大会開催団体を代表して札幌市視覚障害者 福祉協会の近藤久江会長より挨拶があり、「新たな元号、○○元年の5 月26日(日)~3日間、ホテルニューオータニイン札幌と札幌市民交流プ ラザを会場に開催する旨が報告され、3日間に渡った大会の幕を下ろし た。 事 務 局 よ り 【北信越ブロック大会in新潟ツアーへのお誘い】 来る11月24日(土)~25日(日)に北信越ブロック大会が、新潟市で開 催されます。 新潟で美味しいお酒と、美味しいお米を堪能してみませんか?美人 の湯で名高い月岡温泉に後泊の予定で、全日程バスガイドさん付きの バスツアーを企画しております。 皆さん、こぞってご応募下さい。 記 開催日:11月24日(土)~11月26日(日) 2泊3日 会 場:アートホテル新潟駅前 宿 泊:11月24日(土) アートホテル新潟駅前 11月25日(日) 月岡温泉白玉の湯「泉慶」 せ ん け い 参加費:57,000円(予定) ※参加人数により変動します 25日、26日の昼食付き - 3 - ________________ 募集人数:先着24名様まで(お早めにお申し込み下さい) 旅 程:24日 松本駅アルプス口発 6:30 ➩ 長野駅東口発 8:30 ➩ 途中休憩をとりながら上信越道を進む ➩ アートホテル 新潟着 13:00 25日 大会会場発 11:30 ➩ 11:30 ぽんしゅ館にて試飲・買 物 12:15 ➩ 12:30 道の駅新潟ふるさと村にて「へぎそ ば御膳」の昼食 13:30 ➩ 15:00 笹川流れ遊覧船 16:00 ➩ 白玉の湯「泉慶」着 17:30 26日 旅館発 8:30 ➩ 10:00 弥彦神社参拝 10:45 ➩ 11:15 魚のアメ横「寺泊」にて買い物 12:00 ➩ 12:00 寺泊中央水産にて海鮮料理の昼食 12:45 ➩ 長野駅東口着 16:20 ➩ 松本駅アルプス口着 18:00 ※ ご参加下さる方へお願い:必ずガイドヘルパーさんや、一緒に 動いていただける方同伴でご参加下さい。事故が増えて来ており ますので、ご理解ご協力の程、お願い致します。 ※ 参加者が20名に満たない場合は、ツアー企画を中止し、24日~ 25日の大会のみ参加とさせていただきますので、ご了承のほどお 願い致します。 申込締切:9月14日(金) 申込先:(福)長野県視覚障害者福祉協会事務局( ☎ :0263-32-5632) お申し込みいただいた方に、後日詳細と参加費振込用紙をお送り致 します。 【第72回全国盲人福祉大会in札幌ツアーの参加者募集します】 来年5月26日(日)~28日(月)に札幌市にて開催予定の全国盲人福祉大 会の参加者を募集致します。 飛行機で現地に赴き、新千歳空港から観光バスツアーを組む予定です。 また、観光内容については、ご参加下さる方の「ここに行ってみたい」 「こんなものを食べてみたい」を伺い、可能な範囲でお応えしたいと考 えております。 是非、ご家族・お友達どなたでも歓迎致します。大勢で賑やかに北の 大地の旅を楽しんでみませんか。 申込先:(福)長野県視覚障害者福祉協会事務局( ☎ :0263-32-5632) - 4 - ________________ 【賛助会費納入について】 日頃は協会の充実と発展にご協力を賜り、深く御礼申し上げます。 平成29年度は、約8万円の尊いお気持ちを寄せていただきました。 昨年度ご協力いただいた皆様には、是非今年も引き続きお願い申し 上げると共に、まだご加入いただいていない皆様には、是非ご加入い ただいて、ご協力賜りますようお願い申し上げます。 つきましては、郵便局の振込用紙を同封いたしますので、ご協力よ ろしくお願いいたします。(同封の振込用紙は賛助会費以外の送金には ご利用いただけません) なお、本年度既にご協力いただきました皆様には、ご容赦下さい。 【8月の休館日について】 県視覚障害者福祉センター(以下、「センター」と称す)は、8月11日 (祝・土)から8月19日(日)まで夏期休館と定休日の為、連休となります のでよろしくお願い致します。 【平成30年度厚生労働大臣免許保有証の新規交付申請について】 平成30年度の標記新規交付申請受付を当会でも開始致しますので、 必要な方は協会事務局へお電話にてお申し込み下さい。 1.申込手順 1 まずは、事務局へお電話下さい。申請用紙をお送り致します。 2 あはき師の免許証の有無及び免許登録事項の変更がないか確認 ※ 紛失・変更がある場合は、財団への再発行申請手続が必要 ※ 住民票の氏名・本籍地と免許証の氏名・本籍地の記載事項が 異なる場合は、直ちに東洋療法研修試験財団( ☎ 03-3431-8771)に お電話にて免許証の再発行をお申し出下さい。 3 事務局からお手元に届きました厚生労働大臣免許保有証交付申 請書(新規)及び写真貼付用紙の記入と添付書類・写真の準備 ・顔写真(縦45mm×横35mm・フチ無し・正面・無帽・無背景・6ヶ 月以内に撮影したもの。カラーでも白黒でも可) ・身分証明書のコピー(身障手帳もしくはパスポートに限定させて いただきます。A4サイズでコピーをおとりください。) ・あはき免許のコピー各1部ずつ(A4サイズ) ※ 都道府県知事免許で裏書がある場合は裏面のコピーも必要 ※ あはき免許証に記載された申請者の氏名や本籍地が、住民票 に記載された内容と異なる場合、免許保有証の発行はできませ - 5 - ________________ ん。 ・本籍地が記載された住民票原本(発行日より6ヶ月以内のもの) ※ マイナンバーが記載されていないもの ・送付用封筒 ※ 長3(120mm×235mm)定型封筒に確実に受け取ることのできる送 付先の住所を記載し、郵便切手(簡易書留料金392円)をお貼り下 さい。 ・手数料 会員:2,000円 非会員:4,000円 ※ 申請書送付時に郵便局振替用紙を同封致しますので、ご送金 下さい。 3 2でご用意いただいたものを下記にご送付下さい 【送付先】 〒390-0802 松本市旭2-11-39 (福)長野県視覚障害者福祉協会 2.申請期間:7月1日(金)~8月31日(金) 3.免許保有証発送予定期間:平成31年2月予定 【日本盲人会連合結成70周年記念第44回全国盲人文芸大会作品募集】 1.目的:文芸を通して視覚障害者の情操を耕し、豊かな心の目を養 いながら相互理解と友情の輪を広げることを目的とする。 2.主催:社会福祉法人日本盲人会連合 3.後援(予定):厚生労働省、文化庁、東京都、NHK 4.応募規程 (1)作品の種類:短歌、俳句、川柳、随想・随筆の4部門とし、自作、 未発表の作品に限る。 (2)応募資格:視覚障害者 (3)応募方法 1 短歌、俳句、川柳は、1人3首又は3句以内。随想・随筆は、点 字の場合1行32マス250行以内、墨字の場合400字詰原稿用紙10枚 以内。 2 川柳の課題は「空気」と「こちら」の2題。3句のうちでどの ように使ってもよい。他部門は自由。 3 参加料は、短歌、俳句、川柳は1部門1,000円。随想・随筆は 1,500円。2部門以上応募するときは、それぞれの参加料を加算 する。 4 応募用紙は部門ごとに別々の用紙を用い、1行目に部門、2行 目から住所、氏名、電話番号、次の行から作品を書く。氏名に - 6 - ________________ は必ず読み仮名をつけること。 点字で応募する場合:できるだけ墨字を書き添えること。固 有名詞には必ず墨字を書き添えること。間違い易い語句には簡 単な注釈を付けること。 墨字またはメールで応募する場合:固有名詞には必ずふりが なを付けること。 5 応募の際は、必ず参加料【現金(現金書留封筒を利用するこ と)・小為替又は切手】を同封し、封筒には墨字で住所、氏名を 明記する。 メールで応募の場合は、入金方法と入金日を明記すること。 6 応募作品の送付と入金の両方が確認された時点で応募を受け 付けたこととする。 7 郵送にて応募の際、他人の作品は同封しない。 8 作品の送り先:社会福祉法人日本盲人会連合文芸係 (〒169-8664 東京都新宿区西早稲田2-18-2 jim@jfb.jp) ※ メールで応募の場合は件名に【文芸作品応募】と記載する こと 郵便振替口座:00170-9-48326 9 募集期間:平成30年6月1日から7月31日(当日消印有効) 5.審査及び表彰 (1)審査員 1 短歌:佐佐木幸綱先生、池田はるみ先生、黒岩剛仁先生 さ さ き ゆ き つ な い け だ く ろ い わ た け よ し 2 俳句:松井国央先生、高野ムツオ先生 ま つ い く に お た か の 3 川柳:西出楓楽先生、川端六点先生 に し で ふ う ら く か わ ば た ろ く て ん 4 随想・随筆:堀越喜晴先生、斎藤恵子先生 ほ り こ し よ し は る さ い と う け い こ (2)表彰:優秀な作品には厚生労働大臣賞、文部科学大臣賞、東京 都知事賞、NHK会長賞、日盲連会長賞を贈る予定。 6.入選者発表:日盲連情報誌「点字日本」、「日盲連アワー」等で発 表する。 7.作品集:応募作品を点字、墨字で刊行。応募者に送付する。俳 句・短歌・川柳は、全作品、随想・随筆は、入選作品を掲載。応募 の際、点字版、墨字版の希望を明記すること。日盲連結成70周年記 念の記念品として、過去の入賞作品と本年度分の応募作品の作品集 (デイジー版)を参加者に送付する。 8.問合せ先:社会福祉法人日本盲人会連合文芸係 (〒169-8664 東京都新宿区西早稲田2-18-2 - 7 - ________________ 電話:03-3200-0011 FAX:03-3200-7755) ガイドヘルプ事業所しらかばより 日頃はガイドヘルプ事業所しらかばをご利用いただき、誠にありがと うございます。 夏期休業中に、ガイドヘルパーを利用する予定が決まっている方は事 前に事務局に連絡を。又、緊急にガイドヘルパーを利用した方は事後報 告を休み明けにご連絡下さるようお願いいたします。 なお、緊急時連絡用の専用携帯電話も用意しておりますので、土・ 日・祝祭日及び夏期・年末年始休業中の緊急時や予定外の外出が必要に なった場合にご活用下さい。 しらかば専用電話:090ー9667ー2870 音 訳 事 業 部 よ り 1、ごあいさつ 今年の梅雨明けは近年にない早さで訪れました。もう少ししっとり と窓にあたり流れ落ちる雨音を聞きながら、ゆっくりと時間を過ごし てみたかったと思うほどでした。そんなことに思いを廻らせていると、 紫陽花の葉の上につたい歩くカタツムリの気持ちに寄り添ってみたく なるほどです。 今号は、音訳事業部からのお知らせです。 去る6月15日に、「平成30年度第1回音訳ボランティアセミナー」を松 本市にて開催しました。JR南松本駅近隣の松南地区公民館にて、小出 こ い で 伊保講師に午前の講義をしていただきました。小出講師は元信越放送 い ほ アナウンサーやNHK文化センター等の「朗読教室」講師などでもご活躍 され、地元の音訳ボランティア「松本市朗読赤十字奉仕団ひびきの 会」の会員でもいらっしゃいます。 講義の内容は、~伝える読み・伝わる読み~と題して、現在実際に FMまつもとにてラジオ番組で読まれているニュースや、広報まつもと - 8 - ________________ の記事を題材に参加者70名全員が声を出して音訳をしながら、アドバ イスをいただきました。 「音訳をするときは、笑顔を意識して発声すると言葉も明るく伝わ ります。」と、終盤にさしかかる頃にお教えいただき、「大変こころに 残り、これから音訳活動する中で継続していきたい」との参加者から の声が上がりました。 午後は、ここ数年の間の音訳に対する形態変化についての講義とし て、現在頭角を現してきている「テキストデイジー」について、シナ ノケンシ(株)の方にお越し頂き、実機を使用しての講習会を開催致し ました。このテキストデイジーにかかわるボランティアの養成が必要 となってきていることを実感し、セミナーは閉会となりました。 2、今月のおすすめ録音図書 今回は、録音図書に携わっている担当職員からのご案内です。 ・「おちゃめに100歳! 寂聴さん」 瀬尾まなほ 著 内容:瀬戸内寂聴さんの66歳年下の秘書、まなほさんが書いた寂 聴さんとの楽しく笑いに満ちた日々。そして寂聴さんのとても辛い 闘病の日々。まなほさんの真っ直ぐで優しい寂聴さんを見つめる視 線でユーモアも交えた図書です。 現在音訳に取り掛かっています、どうぞ皆さんも読んでみてはい かがでしょうか。リクエストをお待ちしています。 ・「死なない!死なせない!大震災から家族を守る!」 三井康壽 み つ い や す ひ さ 著 内容:阪神・淡路復興対策本部事務局長だった防災のプロ・三井 康壽氏による、家庭のための防災の心得。 防災に関する備えや対応策の本は数多くありますが、いわゆるノ ウハウ本ではどこまで準備しても不安を完全に消すことができず、 安心できる気持ちをもたらしてはくれません。この本では、都市で 直下型地震が起きたとき、どのようなことが起こり、行政などはど のように動くのかという基本的な解説から、更に一歩先に進んだ、 私たちがどのように災害に向き合っていけばいいのかまでを解いて いきます。 この地震大国の日本では、何も備えずに暮らすことはあまりに無 防備で、いざ大切なものを失ったときに初めて私たちは悔やむこと になります。実際にコトが起きてから悔やまないように、悲しまな いように、自分が死なない、家族を死なせない心得と防災術を紹介 - 9 - ________________ します。 録音図書貸出をご希望される方は、音訳事業部( ☎ :026-227-5207)ま でご連絡ください。 3、“ちょっと一息” ~「塩尻朗読ボランティアグループ」の活動 ~ 当グループは昭和59年塩尻市社会福祉協議会の視覚障害者に対す る朗読者養成講座の終了後、社協より受講者へのテレフォンサービ スの提案を受け、電話をすると5分間毎日の情報を聴ける「ふれあい テレフォン」として始まりました。その後活動を拡げ、新聞記事を 主とした情報テープ、小説・随筆などの書籍のふれあいテープ、そ れに対面朗読も加わり、活動は本格的になりました。年間3,000回を 超え利用された「ふれあいテレフォン」は、時代の変化に伴い利用 数が次第に減り、平成10年廃止となりました。 平成23年、懸案だった録音のデイジー化が始まりました。先進の 上田での講習で習得した技術は全会員に伝えられ、今では大半の会 員がパソコン録音でCD化できるようになりました。利用会員は各自 所有のプレクストークを用いて送られてきたCDを聴いております。 現在の活動は、広報しおじり・新聞記事・書籍・月刊誌などの音 訳CDの制作配布と、ご自宅あるいは公共施設での対面朗読です。 利用会員は12名。ボランティア会員は43名。発足当時より技術ボ ランティアとして技術の向上を目指し、各活動グループで毎月学習 会をおこない、また外部講師による学習会も行って、聴きやすく間 違いのない音訳をと努力しています。毎年6月には利用会員と外出す る交流会を持ち、ふれあいを楽しみながら、要望を聞いたり親交を 深めたりしています。 塩尻朗読ボランティアグループ 桃井直子 - 10 - ________________ 事業推進委員会だより 委 員 長 よ り 委員長 藤 森 吉 明 秋山前委員長が体調不良により退任され、今年度より事業推進委員長 を引き継ぎました藤森吉明です。会員皆様のお力とお知恵を借り、各部 の行事がスムーズに行われるよう努めて参る所存ですので、会員の皆様、 どうぞ宜しくご指導ご鞭撻の程、お願い致します。 1.第1回事業推進委員会開催報告 去る5月6日、センターにおいて委員会を開催し、以下について協議 しました。 (1)事業推進委員長臨時改選について (2)事業推進委員会監事欠員について (3)事業推進委員(体育部長)欠員について (4)第71回長野県視覚障害者福祉大会について 1 スローガン・決議・宣言の審議決定 2 感謝状贈呈の被表彰者を選定について (5)各部の行事予定について 協議した中でも、各部の行事予定については、体育部長不在の 為、今年度のスポーツ大会については、事業推進委員会全員で運 営することに決まりました。 2.第2回事業推進委員会開催報告 去る6月10日、センターにおいて委員会を開催し、以下について協議 しました。 (1)事業推進委員長臨時改選について (2)事業推進委員会監事候補者決定について - 11 - ________________ (3)事業推進委員(体育部長)候補者決定について (4)第71回長野県視覚障害者福祉大会について 協議した中で、事業推進委員長臨時改選については、委員全員 で話し合った結果、藤森吉明氏を委員長、根本房枝氏を副委員長 として理事会に報告し、新理事候補として副委員長の根本房枝氏 を推薦することと決まりました。併せて、監事については、委員 の補充が出来次第、改選をする事となりました。 また、委員の補充については、次年度の北信越ブロック大会を 見越して、青年部再興を考慮した人員の推薦を各支部長に再度お 願いする事となり、体育部長については、各スポーツ競技団体に 推薦をお願いする事となりました。 3.第71回長野県視覚障害者福祉大会報告 去る6月24日(日)より2日間にわたり、佐久市の「一萬里温泉ホテル ゴールデンセンチュリー」において、第71回長野県視覚障害者福祉大 会が国会議員の先生方をはじめとして、ご来賓17名、地元のボランテ ィアさん8名、関係者含め69名、全95名が集い、盛大に行われました。 第1日目の式典及び大会は、ご来賓の皆様方のご公務の都合を考慮し、 当初予定の式次第を急遽大幅に変更しての開催となりました。この事 について、ご参加いただきました会員の皆様に委員会を代表致しまし て、お詫び申し上げます。なお、式典においては、佐久市長栁田清二 や な ぎ だ せ い じ 様による歓迎のご挨拶から始まり、ご来賓ご祝辞、ご来賓紹介、中山 理事長の挨拶、佐久支部長中山孝一さんの挨拶があり、続いて表彰 状・感謝状の贈呈式を執り行い、多数頂戴致しました祝電の披露があ り、長野盲学校長でいらっしゃいます小平直司様のご発生で、万歳三 唱をし、ご来賓をお見送りして第一部の式典を終了致しました。 次に小休憩をとり、第2部の議事を佐久市の内藤晴義さんを議長とし て選出し、大会議事に移り、第70回福祉大会決議事項処理報告が行わ れ、大会宣言(案)・決議(案)が上程され満場一致で採択され、議事が 終了しました。 18時からは、衆議院議員の井出庸生先生に乾杯のご発声を頂戴し、 懇親会が盛大に行われました。地元の銘酒8銘柄の飲み比べもあり、余 興やカラオケで大いに盛り上がり、親睦を深める事ができました。 第2日目は、朝早く8時半より、長野県健康福祉部障害者支援課障害 者差別解消推進員の依田哲郎氏を講師としてお迎えし、事例から学ぶ 障害者差別解消法を演目として講演会が行われました。 - 12 - ________________ 以上、2日間の大会も佐久市を始め、関係機関の皆様方のご協力によ り無事終了する事ができました。 4.北信越グランドソフトボール大会報告 去る6月10日、福井県の松岡総合運動公園(you me パーク)で行われ ました北信越グランドソフトボールの結果ですが、決勝戦は富山県対 長野県で行われ、接戦の末1対0で惜しくも準優勝となりました。 選手の皆さん、熱い中本当にお疲れ様でした。 文 化 厚 生 部 よ り 部長 大 滝 修 二 音楽祭について 期日:10月28日(日) 場所:長野市障害者福祉センター(長野市七瀬中町276-10 ☎ :026-226-4884) 日程:受 付 9:30~ 開 始 10:00~ 昼休み 12:00~ 午後開始 13:00~ 終 了 14:00位(参加者により遅くとも14:30) プログラム:午前 それぞれの発表 午後 白澤バンド、皆で歌おう 発表される方と鑑賞される方は、8月31日(金)までに事務局へ申し込 んで下さい。プログラム作成の都合がありますので、申し訳ありませ んが、締め切りを過ぎての受付は、一切お受け出来ませんので、締め 切り日を堅くお守り下さいますよう、お願いいたします。 また、近日中に各支部長宛に参加者募集通知をお送りしますので、 支部会員の皆様にご周知下さいますよう、お願いします。 - 13 - ________________ 啓 発 広 報 部 よ り 部長 藤 森 吉 明 すっかり夏日となり、暑い日が続いております。この暑い夏、皆さん いかがお過ごしでしょうか。 啓発広報部では年4回発行の「視障協だより」で毎回お知らせしている とおり、本年度も会員文集「信濃の泉」を発行します。年賀名刺交換へ の参加と原稿の投稿をお願いします。 原稿の長さは、点字32マスで70行以内、墨字は400字詰め原稿用紙3枚 までです。人名・地名には振り仮名を、点字の場合もその旨を書き添え てください。俳句・短歌・川柳などの場合は必ず振り仮名を付けた墨字 文書を添付してください。 また、県視障協の俳句・川柳の各クラブの責任者にお願いします。例 年どおり会員の作品や活動の様子などをお寄せください。「信濃の泉」に 掲載したいと思います。 以上、「信濃の泉」の原稿締め切りは10月31日(水)です。年賀名刺交換 の申込も支部長さんを通して同じ日までにお願いします。 近年、投稿数が減ってきています。啓発広報部としては、読み応えの ある会員文集作りを目指していますので、皆さんお一人お一人の声を一 緒に綴ってみませんか。 プロ直伝「料理の基礎~夏編~」 さて、今回は夏が収穫時期のジャガイモを使った料理をお知らせし ます。 今回は、ポテトサラダの作り方を伝授します。今まで作っていたポ テトサラダとは、ひと味違うポテトサラダをお楽しみ下さい。 まず、じゃがいも2個とにんじん1本の半分を皮付きのまま鍋に入れ、 水を芋とにんじんが隠れるくらいに張り、塩を入れて茹でます。 竹串で硬さを見て、串がすーっと軽く通れば笊にとり、温かい内に 皮を剥きます。それを包丁でじゃがいもは4等分にして3mmの厚さのい ちょう切りにし、にんじんは4等分にして、厚さ2mm小口切りにし、ボ ウルに入れ、温かい内にじゃがいもを少し潰し気味に混ぜ、軽く酢を 振り混ぜます。 きゅうり半分を小口切りにし、玉ねぎ半球をスライスしてどちらも 塩でもみ、水洗いしてよく絞り、酢で洗いよく絞り、ポテトの入った - 14 - ________________ ボウルに入れて混ぜます。 マヨネーズ適量にチューブの辛子を適量入れ、よく混ぜます。こし ょう少々と先ほど作った辛子マヨネーズを、ポテトの入ったボウルに 入れ、全体を合わせて、味を見て完成です。 いかがですか?夏にぴったりのピリッと隠し味が利いている「大人 のポテトサラダ」を是非お試し下さい。 情報機器研究部より 部長 前 野 弘 美 暑さが日ごとに増してまいりましたが、皆様お変わりなくお過ごしの 事と思います。日頃の情報機器研究部活動へのご協力に感謝申し上げま す。 本年度の情報機器講習会を7月22日(日)に開催致します。お忙しい中と は存じますが、是非ご参加ください。 講習会は、視覚障害者が iPhone を簡単に操作できるようにする「視 覚障害者向け Bluetooth テンキーボード Rivo2」の展示と説明です。本 年は、視覚障害者向け支援製品の展示会も同時開催致しますので、是非 お出かけください。 年度当初の日程とは異なり、早期となりましたこと申し訳なくお詫び 申し上げます。 日時:7月22日(日) 10:30~14:30(休憩・昼食を含む) 昼食:弁当(お茶付き) 1,000円 ※ ご希望の方はお申し込み時にお伝えください。 参加費:無料 申込:センター事務局または前野までお願いします。 センター ☎ :0263-32-5632 前野弘美 ☎ :080-1043-7315 お仲間をお誘い下さいまして、大勢でご参加下さい。 以下、Bluetooth キーボード Rivo2 の概要です。 - 15 - ________________ Rivo2(リボツー)は、視覚障害者がスマートフォンを簡単に操作 し、より迅速かつ正確に使用できるよう設計された Bluetooth テン キーボードです。iOS のスクリーンリーダー(VoiceOver)コマンドで iPhone や iPad を操作し、文字入力・編集をサポートします。また Rivo2 のマイクから、Siri の操作や電話の通話ができ、iPhone の音 声を Rivo2 本体で聞くことができます。 ■ 機能 ・クイックナビゲーションモード:iPhone に触れずに、Rivo2 か ら操作可能 ・文字入力:日本語、アルファベット、数字、記号の入力、文字変 換、テキスト編集が可能 ・電話モード:電話の受発信操作が可能 ・メディアモード:音楽の再生やボリュームコントロールなどが可 能 女 性 部 よ り 部長 根 本 房 枝 第59回女性部総会の報告 去る5月13日、県視覚障害者福祉センターで行われました総会では、 議長に諏訪支部の藤森邦子さんと長野支部の金丸トミ子さんを、記録 署名人に長野支部の笠原恵子さんを選出して議事に入りました。 1.各種報告について 平成29年度事業報告並びに女性部に関する会計報告、協力金の報 告につきましては全て承認されました。 2.平成30年度事業について (1)秋の研修会について 日時:10月14日(日) 10:30~15:00 場所:県視覚障害者福祉センター 内容:視覚障害者にも使いやすい家電製品について 当日の持ち物:昼食代500円(各支部長さんは参加者人数分をま とめて受付の方へお出し下さい)、靴を入れるビニール袋 - 16 - ________________ 今回は、男女を問わず参加ご希望の方は、各支部女性部長さん の方へお申し込み下さい。10月5日頃人数を取りまとめたいと思い ます。大勢の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。 (2)テープ文集「りんどう」について 「りんどう」47号を発行することになりました。係では原稿を 募集しております。随筆は、墨字の場合400字詰め原稿用紙4枚以 内、点字の場合は両面書き点字用紙3枚以内。詩は1編。俳句・川 柳・短歌はそれぞれ5句・5首以内。その他お料理のことやちょっ とした生活の知恵など何でも結構です。 今からご準備いただき、10月14日までに原稿が担当の竹鼻さん か武藤さんのお手元に届くよう、お手配をお願いいたします。な お、原稿は必ず封筒に入れてお渡し下さい。また、郵送される場 合には必ずその旨を連絡して下さい。大勢の皆様のご投稿をお待 ちしております。 (3)女性部支部長会 期日:平成31年3月3日(日) 3.第64回全国盲女性研修大会(島根県大会)について 期日:8月31日(金)~9月2日(日) 場所:島根県民会館、ホテル一畑 今回、北信越ブロックからのレポーターの派遣が長野県からとい うことで、松本支部の住吉冬子さんにお願いすることになりました。 レポーター並びに付き添いにかかる必要経費は「協力金」からださ せていただくことになりました。 会員10名、ヘルパー4名、計14名での参加となります。 これから益々暑さ厳しくなる折、ご参加いただきます皆様にはく れぐれも体調にはご留意いただき、ご準備の程お願いいたします。 4.北信越ブロック研修会への提出議題について 10月14日に話し合いの時間をとりたいと思います。希望・意見の あります方はまとめておいて下さい。 - 17 - ________________ 訃 報 謹んでご冥福をお祈りいたします。 竹 俣 睦 美 様(伊南駒ヶ根支部) 平成30年7月2日 にお亡くなりになりました。 - 18 -