視障協だより 第246号平成27年10月発行 社会福祉法人長野県視覚障害者福祉協会 事務局〒390−0802 長野県松本市旭2−11−39 電話0263−32−5632 FAX 0263−32−7854 電子メールnaganoken-bwa@flute.ocn.ne.jp 日盲連北信越ブロック会長連絡会議報告‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 総務部より‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 文化厚生部より‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 体育部より‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 啓発広報部より‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 情報機器研究部より‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 4 女性部より‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5 事務局より‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6 訃報‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7 - 1 - 日盲連北信越ブロック会長連絡会議報告 理事長中山吉泰 表記会議が去る8月26日〜27日の両日、石川県小松市の北陸粟津温泉 「おびし荘」で開催されました。 初日は、午後2時〜5時半過ぎまで各県から提出された以下の議題に沿 って話し合いました。 1.北信越ブロック代表者会議、青年部協議会、女性部協議会・研修 会について(福井県) 2.日盲連あはき協議会北信越ブロック委員について(福井県) 3.日盲連と加盟団体との素早い連携について(福井県) 4.障害者差別解消法への対応及び障害者差別解消条例の制定につい て(新潟県、長野県) 5.同行援護事業の実施状況と今後の対応について(新潟県) 6.日常生活用具給付事業の実施状況と今後の対応について(石川県) 7.その他 石川県米島理事長司会のもと進められた会議では、各県の現状と北信 越ブロックとしての今後のあり方について協議・検討がなされました。 2日目の施設見学では、養護(盲)老人ホーム自生園と那谷寺を見学し ました。 なお、名称を改めた平成27年度日盲連北信越ブロック大会は、11月28 日(土)〜29日(日)、福井県小浜市のホテルせくみ屋で開催されます。 - 2 - 総務部より 部長秋山實弘 1.総務部会開催 去る9月6日、県視覚障害者福祉センターにおいて総務部会を開催し、 下記の課題について協議しました。 課題1 音訳図書について 県社協より以前から打診のありました音訳図書事業について は、平成28年4月1日より事業展開をしなければならない事にな っており、辞退できない案件です。その理由としては、当協会 が行う事業を県社協に委託しておりましたが、今年度返還され る事になった。従って当協会が受け入れるものです。 まず事業場所等の選定:協会・ふれっ手でのスペースの確保 が難しく、他に求めるべく3案程検討しましたが、近隣では賃貸 月額30万円が必要になってきます。 運営予算の確定:資金調達・職員の雇用等詳細に検討した結 果、現時点では大町市の物件賃貸月額10万円前後を選定し、4月 に開設できるよう作業を進める事に決定しました。 課題2 新規事業立案について(収益事業) 印刷作業・Tシャツ等採算がとれる事業として採用していく 事に決定しました。 2.臨時理事会開催 去る9月27日、県視覚障害者福祉センターにおいて臨時理事会を開 催し、下記の議案について審議していただき、理事全員の承認を得て 決定しました。詳細につきましては、今後ご報告してまいります。 議案1 音訳図書について 議案2 新規事業について 理事会終了後、当日開催されました女性部秋の研修会で「介 護保険法並びに総合支援法におけるサービスの内容について」 日盲連竹下会長の講演を聞く事ができました。 3.要望書の提出 来る10月20日、第68回福祉大会決議事項の要望書を県に提出のため、 正副理事長・事務局で出向きます。 4.北信越ブロック会議について 期日:11月28日(土)〜29日(日) 場所:福井県小浜市「ホテルせくみ屋」 参加について:今回は正副理事長、女性部長・副部長で対応さ せていただきますので、ツアーは予定いたしません。 - 3 - 文化厚生部より 部長小須田園子 10月25日(日)に県視覚障害者福祉センターにおいて、第36回音楽祭を 開催いたします。 出場される皆様、ご観覧いただく皆様お会いできる日を楽しみにして おります。 体育部より 部長石田八十吉 秋真っ最中、とても良い季節となりました。皆様、健康に良い事をし ていますか? 去る9月19日〜20日、東京で行われましたSTT全国大会の結果ですが、 住吉夫妻が参加しましたが、検討空しく予選敗退という事でした。 今年からボールが変更になり、プラスチック製のボールになり、苦労 したようです。 10月31日〜11月1日に新潟県で行われる北信越のSTT大会までに調整を していただき、頂上を目指して頑張って下さい。今年は3名の選手で参 加します。 結果は次号でお知らせいたします。 啓発広報部より 部長藤森吉明 本年度も会員文集「信濃の泉」の発行にあたり、掲載する原稿を募集 しています。締切は今月30日(金)と差し迫っておりますが、1編でも多 くの投稿をお待ちしています。 投稿にあたっては以下のことを守ってください。 1.原稿の長さは点字32マスで70行以内。墨字は400字詰め原稿用紙3 枚までです 2.人名・地名には振り仮名を、点字の場合もその旨を書き添えてく ださい 3.俳句・川柳等の原稿には必ず墨字文書を添付し、振り仮名を付け てください - 4 - また、県視障協の俳句・川柳の各クラブの責任者にお願いします。例 年どおり会員の作品や活動の様子などを掲載したいと思いますので、事 務局までお寄せください。 また、年賀名刺交換参加申込も10月30日までに掲載料1,500円を添え、 支部長さんを通して事務局へお申し込み下さい。 情報機器研究部より 部長前野弘美 8月に開催した情報機器講習会の報告などをお届けします。 県視覚障害者福祉センターにおいて8月23日に開催したタブレットの 講習会には16名余りの方が参加されました。 iPhone、iPadについての設定や使い方を聞き、実際の様子を体験しま した。 全盲の方には、iPhoneのように小型のものが使いやすいように思えま した。弱視の方にはiPadの方が画面が広いので使いやすいと思います。 何をしたいかを決めてじっくりと取り組めば便利な道具になりそうです。 質問などは情報部の前野までどうぞ(080-1043-7315) パソコンをお使いの皆さんはWindows10の話が届いていることと思い ます。Windows10にしようと考えている方は、使っているソフトウェア のWindows10への対応状況を確認してから移行して下さい。音声読み上 げソフトのPC−トーカーは10月1日からWindows10対応のPC-TALKER10を 発売するそうです。音声で使われる方は対応の状況を確認してから移行 しましょう。 DAISYの機器を使っていない皆さんへ。デジタル録音図書を始め様々 な情報が音声の形で提供されています。最近は殆どがカセットテープか らDAISY形式のCDに変わりつつあります。慣れるととても使いやすいも のです。是非使う事をご検討ください。視覚障害者センターで扱ってい ます。 情報機器研究部への要望などお寄せください。 - 5 - 女性部より 部長根本房枝 第61回全国盲女性研修大会(宮城県大会)の報告 日本三景の一つである「松島」で開催されました今大会には、長野 県から会員・ヘルパーを含め20名の皆様にご参加いただきました。 ご協力いただきました皆様、本当にご苦労さまでした。 1.代表者会議より (1)提出議題について 各ブロックから出された議題の内容は次のとおりです。 あ.食品の賞味期限・消費期限の文字の位置を一定にし、ロー ビジョンの人にも分かりやすく文字を大きくしてほしい。ま たこれらの情報が重度視覚障害者にも分かるような機器の開 発と、それを日常生活用具として認めてほしい い.弱視者のための歩行者信号機の増設を要望する う.特急券の障害者割引(付き添いを含む)の適用と、障害者用 交通系「ICカード」の作成を日盲連から鉄道事業所に強く要 望してほしい え.テレビ放送における緊急時の字幕スーパーの音声化と共に、 ニュースなど外国語の日本語訳が文字化されているものにつ いて、その音声化を要望する お.同行援護制度の地域格差・事業所格差を無くし、事業所の 車での移動を認めてほしい か.入院時に病院内でもホームヘルパーの利用ができる制度改 正を要望する き.視覚障害者にも配慮された使いやすい家電のパネル操作の 開発と共に、視覚障害者がアクセスしやすい音声版やテキス トデータでの説明書などの配布も併せて要望します 以上審議の結果、全て採択されました。 (2)会報「あかね」について 係では「あかね」102号の原稿を募集しています。投稿されま す方は10月25日までに担当の加賀谷さんまで原稿が届きますよう お手配をお願い致します。送り先等不明な点がありましたら、私、 根本(電話026-241-6363)までご連絡ください。 (3)選挙管理委員について 来年度は役員改選年度に当たるため、次の3名が選挙管理委員 として承認されました。 小田垣妙子さん(青森)、近藤美知子さん(徳島)、森きみ子さん (佐賀) - 6 - 2.研修会より 第1部講演講師:六華亭游花氏(落語家・アナウンサー) 演題:「東北弁とみちのく仙台寄席」 六華亭游花氏が演台に姿を現すまでは男性だとばかり思ってい たら、何とすてきな和服姿の女性でした。方言を交えたお話と説 明がとても楽しかったです。 第2部レポート発表と意見交換 演題:「食に関する失敗と工夫」 レポーター、そして会場の皆さんのお話を聞きながら、「食べ る事は健康の源」「失敗は成功の元」という事をよくよく考えさ せられました。皆さん数多くの失敗を繰り返しながらもちょっと した工夫を見いだし、自分はもとより家族の健康を気遣って日々 厨に立たれているという思いが熱く伝わってきました。 3.第62回大会について 期日:平成28年8月21日(日)〜23日(火) 場所:福岡県福岡市 今からご準備いただき、大勢の皆様のご参加をお願いいたします。 北信越ブロック研修会について 今回、女性部としては「パン作り」の講習を予定しているそうです。 なお、先日行われた北信越ブロック会長連絡会議にて、女性部研修 会は全国で催していることなので、北信越ブロックについても継続と いうことで決定いたしました。 女性部委員会について 日時:11月15日(日) 10:30〜15:00 場所:県視覚障害者福祉センター 委員の皆様にはご準備の程お願いいたします。 事務局より 年末年始休館のお知らせ 県視覚障害者福祉センターは、12月28日(月)〜1月5日(火)まで年末 年始休館となります。新年は、1月6日(水)より業務を始めます。よろ しくお願いいたします。 - 7 - ガイドヘルプ事業所しらかばについて 年末年始休館中に、ガイドヘルパーを利用する予定が決まっている 方は事前に事務局に連絡を。又、緊急にガイドヘルパーを利用した方 は事後報告を休み明けにご連絡下さるようお願いいたします。 訃報 謹んでご冥福をお祈りいたします。 大月よう子様(本部会員) 平成27年9月29日 にお亡くなりになりました。